コンディションを整えよう

コンディションは身体の健康だけでなく、日常のパフォーマンスにも大きく影響します。
日々の生活を見直すことでコンディションを整え、より豊かで充実した毎日を送りましょう。

コンディションを意識する

日々過ごしているなかで、「仕事がはかどる」「朝すっきり目覚められた」「今日は心が軽い」等のコンディションが良い日もあれば、「疲れがなかなかとれない」「眠くて仕事に集中できない」など、コンディションが良くない日もあるのではないでしょうか。
コンディションが良いということは「自分自身が今持っている力を発揮できる状態」ということです。
私たちのコンディションは日々変化し一定ではありませんが、年齢などに相応の「今持っている力を発揮できる状態」になることを意識してみましょう。

良いコンディションは周りにも良い影響が

自分のコンディションが整うと心と体に「余力」ができ、周囲への気配りや円滑なコミュニケーションが可能になります。
また、仕事等のパフォーマンスも向上し、周囲へも良い影響として拡がっていきます。

コンディションの3大要素

日常生活の基礎となる、食事・運動・睡眠の3つの要素が、コンディションを整えるためには重要です。
これらの要素はお互いに関連し合っているため、どれかひとつだけを意識すればいいわけではありません。

食べる

● 活動するためのエネルギーをつくる

人の体は常に活動しており、じっとしていてもエネルギーを消費しています。そのため、しっかりと活動するためには、それに見合うだけのエネルギーを食事の栄養から摂ることが不可欠です。

● 体をつくる

体の中には約37兆個のさまざまな細胞の存在によって、筋肉や骨、臓器等の人が活動するために重要な体が組織されています。
細胞は常に新陳代謝を行っているので、それに必要な栄養を食事で補給することが大切です。

運動する

● 疲れにくい体をつくる

運動することで筋力が増加し、心肺機能も向上することで、体力がつき、日常生活での疲労感の軽減にもつながります。
しっかり運動しエネルギーを消費することで、運動後の空腹感から食事もおいしく感じられます。

● 質の良い睡眠

体を動かすことは、脳内で幸せホルモンが活性化するため、精神的な面でも効果が期待されており、適度な運動による心地よい疲労感が質の良い睡眠にもつながります。

睡眠をとる

● 体の回復

睡眠は、日中活動し続けて疲れた体を回復させるためにとても大切です。寝ている間に疲労回復や、筋肉や体の組織の再生、免疫物質をつくる等の体のメンテナンスを行っています。
また、記憶の整理や、不要な情報・ストレスとなる情報を消去することで気分の調整等も行っています。

● 食欲の調整

睡眠中には食欲を調整するホルモンが分泌されています。
睡眠不足は、ホルモンバランスの崩れにつながり、過食や体重増加を引き起こす原因となります。

まずは「食事」から見直してみよう!

3つの要素の中でも「食事」は、運動や睡眠の質を向上させるためにも欠かせないものです。食べることには、活動するためのエネルギーと体をつくる効果があり、その結果、体の調子を整えることができます。
また、比較的、改善に取り組みやすいため、まずは食事を見直すことからスタートしてみましょう。

自分に必要な栄養を選べているか?

みなさんは、ただお腹を満たすためだけに食べるのではなく、自分に必要な栄養を選んで食べることができていますか?

つい糖質だけの食事をとっていたり、極端に糖質を制限してたんぱく質だけの食事にしたり…となっていませんか。
あるいは、普段は栄養のことを気にしていない…といった方も多いでしょう。
また、栄養素が多いといわれる食べ物を積極的に選んでいても、その栄養素が自分の体の中で必要とされ、有効利用される状態であるかも考えたいところです。

特に三大栄養素といわれる糖質、脂質、たんぱく質はどれも必要な栄養素であり、不足も摂り過ぎもよくありません。
必要な栄養をバランスよく摂れているかを意識してみましょう。

糖質

最もエネルギー源として使われやすく、また体や脳を動かす即効性の高いエネルギー源としても使われます。
糖質が不足すると、体はエネルギー不足に陥り、疲労感を感じやすくなったり、集中力が低下したりすることがあります。
一方で過剰に摂取すると、体内で消化されなかった分は脂肪として蓄積されます。

脂質

エネルギー源として使われるほか、体温を保つ、肌にうるおいを与える、ホルモンの働きを助ける等の働きもあります。
脂質の1gあたりのエネルギー量は、糖質やたんぱく質の約2倍と言われており、摂り過ぎるとエネルギー過剰となり、肥満につながります。

たんぱく質

筋肉をはじめ、体のあらゆる組織をつくる材料となります。たんぱく質不足は、体をつくる材料が不足することに直結するため、肌荒れ、髪のダメージ等のわかりやすい形でトラブルがあらわれたり、生活習慣病や認知症とも密接な関係があるとされています。
また、たんぱく質は体の中で溜めておくことができないので、その都度摂取する必要があります。

例えばこんなバランス

  • ご飯1杯
  • 焼き魚1切れ又はお肉150g程度
  • 納豆か卵
  • サラダ両手1杯分
    • ※年齢や体格によって必要量は変わります